活動の記録
トーク&ディスカッション(7) オンライン版
高校生物教科書を考える ~ヌクレオソームの構造 を題材に~
日時
2021年3月13日(土)午後2時~4時
話題提供者 前島一博氏
(国立遺伝学研究所 ゲノムダイナミクス研究室教授)
3月13日に開催した標記の会では、参加申込時に「話題提供者への問い」を記入してもらいました。「事前の問い」「趣旨説明」「アンケート結果」を紹介します。
また、話題提供者の前島一博先生(国立遺伝学研究所)からご紹介いただいたサイトのURLは以下の通りです。
事前の問い
趣旨説明
アンケート結果
階層構造の現在のモデル図が掲載されている論文
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0955067420300399
細胞内のクロマチンドメインの最新の電顕映像が掲載されている論文
https://advances.sciencemag.org/content/6/39/eaba8811
超解像蛍光顕微鏡による核内の単一ヌクレオソームの動きが掲載されている論文
https://rupress.org/jcb/article/218/5/1511/120924/Single-nucleosome-imaging-reveals-loose-genome
2021年ケンブリッジ大学の学生協会依頼による前島先生の同テーマ講演の動画
https://www.youtube.com/watch?v=wkZbOFU7FTw
[以下は事前の案内]
趣旨 次期学習指導要領では「主体的・対話深いび」が言われ「教科書の内容を教師が一方的に教える」スタイルの変容求められています。
「主体的に考え」「議論に積極参加し」その結果として「深い学び」につながる題材の一つとして,「ヌクレオソームの構造」を取り上げ,参加者と話し合ってみたいと思います。話題提供者の前島一博氏は,「30nmのクロマチン繊維は存在しない」と,新しいモデルを提唱されてます 。これまで教科書でおなじみだった30nmのクロマチン繊維。ではどんな構造をしているのしょう。また,どのような手法で解き明かされたのでしょう。今回は「問いを見出す」をキーワードに,みんなで考えてみたいと思ます。
※参加費 無料
※参加定員 30名
※申込方法 グーグルフォームからお願いします。
※参加者には、2~3日前に、ズームミーティングIDとパスコードをお知らせします。
※問い合わせ先 中道貞子(生物教育研究所・研究員)
←クリックするとpdfが表示されます。
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