本文へスキップ
HOME 生物教育研究所について メンバー紹介 活動報告 問い合わせ
メンバー紹介
飯田勇次  (いいだ ゆうじ)  玄海地区生物教育研究所 所長

本年度、唐津市の「うみ・やま・かわ事業」に下記の2件が採択され,鎮西町松島の若者たちと新井章吾氏(海藻研究所所長)と共に取り組んでいます。
1.①5月に松島~加唐島周辺の水深20m以浅の海産生物の調査
  ②松島住民を対象とした新井氏の講演会
  ③小中学生(保護者も含む)を対象とした自然観察会(3回)
2.①松島~加唐島周辺の海底湧水の場所と湧水量調査(10月予定)
  ②海底湧水から作った塩の分析(佐賀県工業支援センターへ委託)
  ③ノコギリモク群落の刈り取りでワカメを増やす取り組み(11月下旬予定)

学歴・職歴(研究歴)
1974年 琉球大学理工学部生物学科卒業
1975年~2012年 唐津市内中学校理科教師
                                 
生物学・生命科学・環境科学などでの得意な分野・領域
海藻の分類学・生態学,海洋生態系の保全

生物教育・環境教育での得意な分野・領域あるいは対象など
中学校理科における海藻の教材化,動植物の呼吸と光合成の測定実験開発
◆生物教育・環境教育に関するこれまでの主な研究論文・書籍
飯田勇次・片山舒康 (2021) イージーセンスを用いて海藻などの光合成速度を測定する, 生物の科学 遺伝 75(5): 456-463
田中邦明,飯田勇次,中西太郎 (2006) 脊椎動物の呼吸器官の進化を考えるための実験・観察教材.生物教育46(4): 184-196.
飯田勇次,前田修之(1996)松島の海藻相.佐賀県の生物.108-114.

◆生物教育・環境教育に関する研究発表・ワークショップ・講師など
2019年1月12日,日本生物教育学会第103回全国大会(名古屋市)で口頭発表「地域の環境問題を教材とした中学3年理科「自然環境と人間のかかわり」の授業実践」(片山舒康氏との共同研究)
2018年1月6日,日本生物教育学会第102回全国大会(熊本市)で口頭発表「アマガエルの変態期の呼吸について」(北海道教育大学函館校田中邦明氏との共同研究)

2017年1月7日,日本生物教育学会第101回全国大会(東京都小金井市)で口頭発表「イージーセンスを用いたオオカナダモの光合成速度測定実験」(片山との共同研究)

2016年1月8日,日本生物教育学会第100回全国大会(東京)で口頭発表「イージーセンスを用いた海藻の光合成速度測定装置の改良」(片山舒康氏との共同研究)

2015年1月11日,日本生物教育学会全国大会(愛媛大会,松山市)で口頭発表「イージーセンスを用いた海藻の光合成速度測定装置の改良」(片山舒康氏との共同研究)

2014年1月12日,日本生物教育学会全国大会(つくば大会)で口頭発表「中学校家庭科-五大栄養素の学習-に海藻の実験を取り入れた実践例」(唐津市立佐志中学校弓山あゆみ氏,山崎寛己氏,片山舒康氏との共同研究),ワークショップ「誰でもできる光合成色素の抽出と分離実験」(片山舒康氏と協同)

2013年1月13日,日本生物教育学会全国大会(広島大会)で口頭発表「イージーセンサを用いた海藻の光合成測定実験の開発と中学校選択理科での実践」(片山舒康氏との共同研究),ワークショップ「光合成色素の抽出と薄層クロマト・ろ紙クロマトによる分離の実験」(片山舒康氏と協同)